大きく空いた歯と歯の感覚はパーマやくせ毛の方にオススメ
毛先をつぶすことなくスムーズにとかすことが出来ます。

◆つげブラシ(櫛)には純粋な椿油を染みこませています。椿油は髪の乾燥を防いだり艶を出すだけでなく、フケや抜け毛・白髪などにも効果があると言われています。
ただし椿油を髪に直接付けてしまうとベトベトしてしまいます。つげの木に染みこませて使うことで、べた付くことがなくなりしっとり艶のある髪になっていきます。

大きく開いた歯と歯の感覚は、カールした毛先をつぶすことなくスムーズにとかすことができます。特にくせ毛やパーマをかけている方、髪の量が多い方にオススメのブラシです。

【「つげ」が櫛やブラシに最適な理由】

つげ櫛が日本に到来してからおよそ1000年以上も経過しております。その間、他の木材の櫛が無かったわけではありません。その中でも「つげ」が使われ続けてきたということには理由があります。

「つげ」という木材には「硬いけどしなる」という他の木にはない特徴を持っています。くしの性質上、髪をとかすときにある程度のしなりがあり、なおかつ折れない頑丈さを兼ね備えている必要がりました。
また「つげ」の木は年輪がとても細かく、浸透する油も「椿油」「オリーブオイル」「ホホバオイル」の3種類しかありません。ずっと使用していても頭皮の油汚れなどが浸透することはありません。
くしには「つげ」が向いているというはっきりとした理由があったのです。

【椿油は髪にとっても良い効果を与えます】

椿油には人の肌の成分に近い「オレイン酸」という成分が含まれており、この成分が髪や肌に潤いを与えてくれます。椿油の主成分は85%がこの「オレイン酸」です。
肌や髪に浸透しやすく、乾燥を防ぎ常に潤いを与えてくれるのです。また上記の通り、「つげ」に浸透しやすいということからも相性が良く、つげ櫛とセットとなっております。

【つげブラシ(櫛)のお手入れ方法】

・ブラシの歯が汚れてきた場合、毛先の長い絵筆に椿油またはオリーブオイルを馴染ませ、歯の汚れを落としてください。(椿油で木をコーティングしていますので、汚れは椿油で落ちます。)
・櫛の場合は、歯ブラシに椿油を付けて汚れを落としてください。
・光沢がなくなり狂いが生じますので、水やお湯では洗わないでください。
※ブラシの歯が破損した場合は修理が可能です。お気軽にご連絡下さい。(別途お見積り)