野村晃子紹介

野村晃子さん 陶歴

1974年
山口県生まれ
1995年
京都芸術短期大学造形芸術学科卒業
2001年
愛知県窯業高等技術専門校卒業
『工房ゆずりは』入社
2010年
独立。瀬戸まちづくり株式会社協力の下、古い長屋を改築
「ギャラリーもゆ」(2F ペロ ブランコ)オープン。

現在は独立をされ、デザイナーとして活躍する傍ら、後輩への指導や自身の作陶活動、全国での個展やグループ展など精力的に活動をされている野村さん。
そんな野村さんの素顔に迫るべく、インタービューにてお話を聞かせて頂けることに。仕事や陶芸に対する思いから、現在の野村さんについてなど様々な視点から『野村晃子』さんに迫ります。


野村晃子 商品一覧

野村晃子さん インタビュー

野村晃子

―まずは野村さんの作品の特徴を教えて頂けますか?

私の作品の特徴は何と言っても「花」ですね。絵付けをする「花」は実際にあるものを参考に空想でデザインをしています。上絵にも下絵にも花を描き、さらに化粧土や色の付いた釉薬などを用いて絵付けをします。
そうすることで、絵に立体感ができ綺麗なパステルカラーの花を描くことができます。 また「いっちん」というスポイトを使って線文を描く技法を用いることによって、さらに立体的な花を表現しています。


―なるほど!現在の作風に至るまではどのくらいの期間が掛かりましたか?

瀬戸に来てから大体3年くらいでしょうか?それまでは毎日毎日、試行錯誤やテストを繰り返していました。朝の6時まで作業をしていることもしばしばでした(笑)

―朝の6時!?それはすごいですね・・・そこまで出来た「源」は何でしょうか?

やはり花や絵を描くことと、陶芸が好きだからですね!小さな頃は自然で遊ぶことが多く、花の名前を覚えたり絵を描くことが多かったです。
また病気をして仕事や勉強が出来ない時期もありました。「出来ない」ということが悔しくて頑張ってきたから、今があるのだと思います。


野村晃子

―なるほど。ちなみ現在は主にどのような活動をされているのですか?

現在は作陶活動はもちろんですが、後輩の育成や「ギャラリーもゆ」での絵付け体験、全国での個展やギャラリー展を中心に活動をしております。


―最近では「ギャラリーもゆ」にてお客様とお会いする時間が増えたとお聞きしましたが。

その通りですね!お客様には大変ありがたいことに、日本全国から絵付けの体験にいらっしゃっていただいています。北は北海道から南は沖縄まで。私の絵付け体験の為だけに東京からいらして下さる方もいらっしゃいます。
作品に対する意見や、どういう状況でお使いになるかなどお客様から直接お聞きすることができて大変ありがたいです。


―かなり遠くからいらっしゃるお客様もいらっしゃるのですね!どのような方がいらっしゃるのですか?

女性が特に多いですね。ただカップルやご夫婦でいらっしゃる方も多いですよ。彼氏さんや旦那さんが、陶芸好きな女性に引っ張られてくるみたいです(笑)
また結婚式をされる女性のお母様が、サプライズでプレゼントをしたいと3日間くらいかけて大皿に絵付けをしていただいたこともありました。作業が長引き、帰りの新幹線の時間ギリギリでになってしまい、お客様を駅までお送りしたこともありました。


―お客様との距離感が近くとても良いですね!ちなみに個展・グループ展はどのくらい開催されているのでしょうか?

個展・グループ展を合わせて、年に50回くらいは開催しています。多い時は月に8回くらいの開催をしている時もありました。

―年に50回ということは・・・1週間に1回はどこかで開催されているということですか!?他の活動もされながらということで、とてもすごいですね!


野村晃子 インタビューの模様


―最後に今後の活動について教えて下さい。

今後はデザインや作陶活動、個展やグループ展はもちろん続けていきますが、後輩のサポートやお客様との触れ合いをもっと大切にしていきたいですね。「ギャラリーもゆ」のお店の方でも陶器はもちろん、雑貨や洋服なども取り扱ってますので仕入の方も頑張っていきたいと思います。


今後の『野村晃子』さんにも大注目ですね!!興味のある方やファンの方は一度、瀬戸市を訪れてみるのもオススメです!

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