山葡萄は雪深い山岳に自生し、内皮(甘皮)は水に強く軽くて丈夫な為、様々な用途に使われてきました。山小屋を作るときに木を縛ったり、山菜を入れるかごや山仕事用の道具入れなどとして昔から重宝して使われてきました。
近年はその技術を継承した名工達が現代の生活に合わせた「買い物籠」や「手提げ・バッグ」等に改良をし、たくさんの方々にとって親しみやすい様にと工夫がされています。
使い込むほどに味が出る「山葡萄」のかごバッグ、今からでも始めてみませんか?

気になる海外産との違いは何といっても原皮の違いです。海外産は見た目は国産とそう変わらないのですが、原皮の中が雑で弱く切れやすく、壊れる事も多い上に修理が効かない事もしばしばです。その点、国産は原皮を一年位しっかりと寝かせ計画的に作られるので強靭かつ壊れる事がなく、代々使い続けることができるのも特徴です。
山ぶどうは弾力性に富み、踏みつけた位では折れたり壊れたりしないほど丈夫です。万が一、壊れても作り手の手によって修理が可能で安心です。
ちなみに海外産は始めからきれいすぎると作り手はおっしゃいます。

使えば使うほどに人間の手の脂や物と物との擦れによって出来上がる自然の色ツヤや風合いは見事です。同じように真似する事が出来ないまさにご自分だけの一点物となります。