やちむんの特徴と歴史。
前回のブログでいけぽんがご紹介している通り、沖縄で作られている陶器を、沖縄の方言で「やちむん」と言います。
当店和雑貨わらいやでも、やちむんの作家さんを何名かご紹介をさせて頂いているかと思います。
さてさて、このやちむんでございますが、これまた前回のブログにて「壺屋焼」の歴史ということでご紹介をさせて頂いているかと思いが、本日はもう少しだけ掘り下げてご紹介をさせて頂きたいと思います(*^^)v
・衰退と発展を繰り返し、何度も蘇ったやちむん
廃藩置県(琉球王国から沖縄県へ)や昭和時代の民藝運動(みんげいうんどう)などにより、何度も衰退と発展を繰り返してきたやちむん。
年数には諸説ありますが、約400年の歴史があるとも言われています。
おとなり、中国や朝鮮、東南アジアの影響を受けながら琉球王国独自の文化として発展をしていきました。
太平洋戦争でのダメージや、那覇市の都市化が進むにつれて窯の煙が公害視されたりと、何度も壁にぶちあたってきました。
その度にこだわりを持った陶工達により、一つ一つ問題を乗り越え、現在のやちむんへとつながっているという訳です。
現在では、そんな先人たちの歴史・技術・思いを受け継ぎ、作品に込めていく個性豊かな若手作家がどんどん増えています。
これからの新しい「やちむん」がとても楽しみですね!(*^。^*)
・やちむんの主な特徴
壺屋焼にはぽってりとした厚みのある形成が一つの特徴でもあります。
これは沖縄で取れる赤土の焼成郷土が弱いという点と、厚い方が持ちやすく琉球料理を盛りやすかったという説もあります。
絵付けに関しては魚や植物など、沖縄の風土を感じさせる柄が多く絵付けされています。
柄一つとっても、沖縄の人々の生活にやちむんが深く密着していたということが分かりますね!
現在では「水玉」や「唐草」などのシンプルな模様と白化粧土の組み合わせなどを始め、様々なやちむんが登場しています。
和雑貨わらいやではこだわりの「陶工」たちの商品と込められた想いをどんどん紹介して参ります!
乞うご期待!!
以上、店長ひらたつでした!!
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