• 2016.12.3
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季節感じる言葉「季語」。

 今年も12月に入り、寒さもより一層厳しさを増してきました。。。

 

手がかじかんだり、白い息が出たりと完全に冬になったような気がします。

 

寒くなってきたと思っていると、あっという間に年末年始です。

 

そろそろ一年の振り返りと反省が必要な時期ではないでしょうか。

 

 

さて季節を表す言葉として「季語」があります。

 

季語は俳句に代表されるように、昔から詩歌においては欠かせないものとして、また情景を思い浮かばせる言葉として様々な場面で使用されてきました。

 

季語の解説などがされている「歳時記」でも季語の数は約5000以上にもなります。

 

とある記事で「こんな言葉がこんな季節の季語なのか!!」という面白い季語がございましたので、いくつかご紹介させて頂きたいと思います。

 

1.昼寝

昼寝も季語なの!?と思いましたが、昼寝は立派な夏の季語です。

 

夏のうだるような暑さでバテた体を休めるために昼寝をする、ということから夏の季語とされています。

 

店長ひらたつも昼寝は大好きですが、季節ごとに昼寝の気持ち良さがあるような気がします。(^v^)

 

ちなみに暖かく気持ちの良い目覚めのイメージでもある「朝寝」は春の季語です。

 

2.冬の蠅

「冬の」と付いてしまっているので、もちろん冬の季語ですが逆にどのような場面で使うのか?と気になってしまいました。

 

蠅は3000近くもの種類があるため、一概には言えませんがやはり冬の寒い時期になると活動がにぶくなってくるようです。

 

そんな厳しい寒さの中でも頑張って?活動をする健気さや、命を感じる言葉として用いられることがあります。

 

3.秋の空

「変化しやすい」という意味で使うことが多い「秋の空」

 

ことわざなどでは「女心と秋の空」が有名ではないでしょうか?

 

実はこのことわざには「男性」バージョンもあり、さらには「男心と秋の空」の方が歴史が古いのです。

 

「男心と秋の空」が使われだしたのは江戸時代から。当時、既婚女性の浮気は死刑になるの程重罪でしたが、男性の浮気には寛大な部分がありました。

 

若い娘に戒めの意味を込めて言ったり、振られてしまった際に諦めるために使われていたようです。

 

「女心と秋の空」が出始めたのは明治時代以降のこと。西洋文化の影響で女性の地位が向上するにつれて、意思表示が出来るようになった副産物とも言えます。

 

恋や愛に関わらず、喜怒哀楽などの感情の起伏の激しさを表した言葉です。

 

 

和雑貨専門店・四季彩堂でも、もちろん季節を題材にした商品がたくさんです!

 

その時々の季節感を楽しんでいただけたらと思います。

 

 

以上、店長ひらたつでした!!

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