「ちがい」を楽しむ陶器・うつわ。
皆様のご家庭には必ずと言っていいほどある「陶器」。
100円ショップで売っているものから人間国宝が作る最高級のものまで、かなり幅広い分野でもあります。
当店、わらいやでも日本全国の作家さんのもとを訪れて話を伺ったりしていますが、まだまだ数えきれないほどの陶器の作家さんがいらっしゃいます。
ひとくちに「陶器」と言ってもどのようなモノなのか分からない方も多いかと思います。
知っているよ!という方も多いかと思いますが、改めて「陶器」について簡単にご説明したいと思います。
・陶器の基本的な作り方
陶器は「陶土(とうど)」と呼ばれる粘土を用いて作られています。
この陶土を様々方法で形を作り、高温で焼きあげたら「陶器」が出来上がります。
もちろんこの前後、間にものすごく大変な工程がたくさんあります。
使う土の特性や焼き方、形成の仕方などが作る人や地域によって全く違います。
その違いによって生み出される「作品」こそが陶器最大の特徴でもあります。
・陶器の産地
日本全国のどこでも焼き物は作られています。
特に有名なのは「日本六古窯(にほんろっこよう)」と呼ばれる瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波、備前ではないでしょうか。
上記の産地は平安・室町時代あたりから現在まで900年以上生産が続けられている歴史ある窯場です。
そこから徐々に広まり、萩焼や美濃焼、京焼など全国の産地で陶器が作られ始めていきます。
ちなみに店長ひらたつは、産地にも独特の風習がある小鹿田焼がお気に入りです(*^_^*)
・陶器の特徴
陶器の一番の特徴は土の手触りを楽しむことができることではないでしょうか。
釉薬(うわぐすり)が掛かっていない備前焼などは、そういった意味では特に楽しむことが出来る焼き物です。
また陶器は多孔質のため「吸水性」があります。
しっかりと乾燥をさせてから収納をしないとカビが生えてくることがありますので要注意です!
また「貫入」も陶器の特徴であります。「貫入」につきましてはコチラのブログにてご紹介をさせて頂いておりますので、ぜひご参考に!
ご紹介させて頂きました通り、陶器の産地は日本全国にあり産地によっては「同じ陶器の種類?」という程違う場合がございます。
その違いを楽しむことができるのが、陶器の最大の特徴です。
いろいろな産地の陶器を見て頂き、ぜひお気に入りのうつわを見つけてください♪
以上、店長ひらたつでした!!
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