池宮城善郎(煌工房)さんが現代の名工に!
当店でもご紹介させて頂いている琉球ガラス作家の池宮城善郎さんが11月9日に【現代の名工】に選出されました。
丁度11月に沖縄への出張を組んでおり11月27日に沖縄でご本人にお会いする事が出来ました。店内には祝福のお花が多く届けられ華やかに飾られ、またテレビのニュースで報じられているのをたまたま見たりで凄い快挙なんだな~と。
しかし実際にお会いするといつもと変わらず普通に接してくれる池宮城さん。同じような事はたくさん聞かれているだろうに偉ぶる事無くお話をして下さる姿勢は技能だけでなく根本的な人間性にも魅力があり評価されたのだろう。
現代の名工
現代の名工は1967年に職人の技能を尊重、技術水準の向上を図るため創設されました。自薦は出来ず都道府県や業界団体が推薦した候補を審査します。極めて優れた技能を持ち他の技術者の模範として認められることなどが基準である。
琉球ガラス
1994年に当店でもご紹介しています稲嶺盛吉(宙吹きガラス工房 虹)さんが選出されています。以来、二人目である。琉球ガラスの製造で色を重ねて焼いたガラスの彫りを出す段取りという技法を従来の3色から独自の研究で8色まで重ねる「多重段掘り技法」を編み出したことが高く評価されました。その他、成形した焼き上げ前のガラスに模様のパーツを熱を使って埋め込んでいく「象嵌」の技法も確立、大皿やつぼなどを得意とされています。5キロ以上は大作とされるなか約13キロの国内最大級の作品も作られました。
今後は
琉球ガラスに無限の可能性を感じられている池宮城さん。まだまだご自分の努力はもちろん若手の育成にも真剣に取り組みたいと。また、大作作りは使命として工房を更に大きくし、職人も増員する予定であると。これから先もどんな作品が生まれるのか、またどんな池宮城さんの教えから独立された職人が出てくるのか非常に楽しみです。
※息子さんも池宮城さんのもとで只今修業中です。
※琉球ガラスの若手にはイケメンが多いのです(^^♪
今回も池宮城さんさんありがとうございました(ペコリ)
以上、和雑貨わらいや いけぽんでした♪
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