• 2014.8.18
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和雑貨専門店 四季彩堂のオススメ!漆器のフリーカップ!

皆さん、いきなりですが漆器は海外では何と呼ばれているかご存じですか?

答えは

ジャパンなんです!

ずばり日本を表わすほどの工芸品なんです!海外ではジャパン(漆器)のコレクターがいるんですよ。

漆器とは木材に漆塗りを施した器物。美術工芸品などの高級品もあるが、大部分は実用的な食器が多い。

高級品ほど漆塗りの回数が多いのはもちろん。

今日はその漆について

漆とは

漆の木の表面に傷をつけそこから出てくる乳白色の液を採取したものである。これをろ過し、木の皮などの不純物を取り除いたものを生漆という。この生漆をこのまま使うと摺漆となる。以前は日本各地で漆を生産していたが、現在では90%以上が輸入である。よって国産の漆は希少価値が高く使われるのは主に神社仏閣の補修である。価格も中国産の約5倍となっている。

漆の特性がまた、おもしろい。漆は空気中の水分を取り込んで乾きます。乾くというより成分の酵素(ラッカーゼ)が水分中の酸素と反応し液体から固体になるのです。乾くというのとまた違うのである。(化学変化?)

漆を乾燥させるには温度が25~30℃湿度が70%程度が最も良いとされ、日本では梅雨時期が最も乾燥が早くなる。漆を乾かすための「むろ」と呼ばれる専用の乾燥室もあります。

生漆をかき混ぜて漆の成分を均一にしたり、加熱して余分な水分を取り除くといった精製作業を行い透漆を作ります。透き漆は半透明で茶色がかったあめ色である。精製作業において鉄粉を混ぜ酸化作用により漆を黒くしたものが黒漆である。この透漆に顔料を加えて朱や緑といった色漆を作ります。

漆黒という言葉がありますが、文字の通り漆から来ています。漆黒は深みがあり、光沢のある黒として漆独特の黒色になぞらえています。

まさしく他にはない漆から生み出される黒なんです!

漆器を見るとよく~塗とありますが簡単に代表的な塗をご紹介しておきますね(^^♪

漆器の塗り

1.溜め塗  生地の表層の黒や朱に透漆を塗って仕上げる方法です。漆自体が透明といっても茶色がかっていますので下層の色が少し落ち着いた色となるのが特徴です。

使うほどに時間がたつほどに下の色が見えてくる楽しさがあります。

2.根来塗  黒の塗の上に朱を塗り重ね、一部を磨いて下の色を出す方法です。部分部分に全体の色から違った色が出ていることで器の景色が違い楽しむ事が出来ます。

3.曙塗   根来の逆で朱の上に黒を塗り重ねて仕上げる方法です。磨いて下の朱を出します。

塗り方によって同じ生地から全く違った表情になります。お店で漆器を見た時にどんな仕上げ方かな~と見るときっと楽しくなりますよ!

作家の狙いが分かったり、意図がわかったりと。

あと、

漆器を使うメリットもあるんですよ!

1.熱い汁物や飲み物でも平気で持てたり、口を付ける事が出来ます。と、いうのは木には保温・保冷の効果があるからなんです。

2.ずばり、木なので軽い事です。お年寄りや力の弱い方の味方でオススメです。

3.手触りがやわらかくぬくもりを感じることです。どこかホッとするのは漆器ならではの味。

いかがでしたか?漆器もおもしろいでしょう(^^♪

あなただけのお気に入りの漆器を探すのもオススメです!!

以上、いけぽんでした!!

 

いけぽんのオススメの漆器フリーカップはこちらからどうぞ!!

 

 

 

 

 

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