意外と知られていない「皮」と「革」の違い。
いろいろな製品がある「かわ」ですが、感じで書くと「皮」と「革」がございます。
実はそれぞれにしっかりと違いがあり、使い分けが必要になってくる文字でもあります。
本日はどのような違いがあるのかをご紹介してきたいと思います。
・腐る?腐らない?
一言で違いを表すと「なめしをしているか、していないか」で「皮」か「革」に分かれます。
「なめし(鞣し)」とは植物の樹液や薬品を用いて、素材に変化が起きないように加工をすることを指します。
なめしていない「かわ」は皮、なめした「かわ」は革になります。
動物の皮は柔軟性に富み、非常に丈夫なのですがそのまま放っておくと腐ってしまいます。
製品として成り立たせ、長持ちをさせるために皮を鞣して革にするのです。
・「鞣し」は大変!
一言で鞣すと言ってもその工程数はとても多く、鞣し工程から染色、加脂工程などを経て仕上げ工程となります。
鞣す方法はいくつかあり、また鞣す人によっても使う材料が違ったりします。
ほとんどの原皮ほぼ国産である豚皮や一部の牛皮を除き海外から輸入されます。
輸入された原皮から毛や汚れを落とし、鞣していく人を「タンナー」と言います。
「鞣し」には二十以上の工程があり、どれも高度な技術を要します。
革製品には欠かすことが出来ない職人さん達の集まり、それが「タンナー」なのです。
革製品は私、ひらたつも大好きでプライベートでも使っている程です。
また近々、いいモノ探しの旅に出たいと思っております!
旅日記もご報告させて頂きますのでお楽しみに!!
以上、店長ひらたつでした!!
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