小鹿田焼の大皿に秘められた4つの技法!

小鹿田焼の原料はもちろん地元の土である。

集落を囲む小鹿田皿山には豊富な陶土の層があり土の性質はきめが細かく耐火度はやや低く1250度位までである。粘りもあるのだが伸ばしにくい難点がある。収縮率も大きいため割れやすくロス率も高い。特に土を締めにくい底部が割れやすい。

そのため大皿や壺は底部が小さく作られるため特に大皿は水平に広げると焼成時にへたりやすくその為、鉢に近いフォルムとなる。よって、深い傾斜となっています。

小鹿田焼を象徴する装飾には主に4つの技法が用いられています。

白化粧は焼成後の陶土の色を磁器のように白く見せるための工夫である。それに模様を施すのである。

打ち刷毛目

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※表具用の刷毛で施す。リズミカルな帯状の模様が出来上がる。

飛び鉋

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※素地表面に細かい連続した小さな削り跡が美しく独特な柄を生み出す。白化粧を施した後、半乾きになれば帯鋼を曲げた鉋を表面に当てると引っ掛かるようにして削り目をつける。シンプルであるが一点一点違った流れるような柄となります。小鹿田焼の代表的で人気が高い技法。

櫛描き

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古代から多くみられる技法である。短い櫛状の道具を使い模様をつける。ろくろで回転させながら櫛をゆらすように描く方法とそのまま素地を固定させたまま描く方法とある。

指描き

白化粧を施した直後に指で模様を描きます。特別な道具はいらないが、やり直しがきかず一気に行うため事前の構成力が求められます。

主な技法のご紹介でした。

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※このように色んな技法から作り出されるシンプルな柄の組み合わせで出来上がる模様は実に美しい。

実用的なお皿は食卓の料理を更に目でも楽しませてくれる逸品になる事でしょう(^.^)

以上、和雑貨専門店 四季彩堂 池本靖史(いけぽん)でした(^^)/

PS 知れば知るほど小鹿田焼が好きになる私でございます(__)

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