京扇子について書いてみました!

京扇子は名前の通り京都の伝統的工芸品です。

京扇子と呼べるのは京都扇子団扇商工協同組合に所属しています組合員だけが使用できます。扇骨や扇面のような素材もすべてが国内産であり、仕上げや加工もすべてを京都・滋賀を中心に国内で行われています。工程は分業で行われており、骨作りから絵付け、組み立てなど約88の工程を経て出来上がります。卓越した技術からなる逸品となります。よく見かけるのは扇骨が海外産であり仕上げのところだけ国内というのが多い。

人のくらしと京扇子の関わり

ひとは生まれて約1ヵ月、初めて扇子を神前にささげます。以後は事あるごとに扇子との付き合いが生涯続きます。

それは扇子が末広とも言われており行末長く多幸を寿ぐためとされています。

生まれて3年、5年、7年、祝事として神詣をするときは必ず扇子を持ちます。3歳から7歳の間は男女ともに童持の扇子を持ち、以後、子供として常に童用扇子を持ちます。

将来へ向けて芸能を習い始めるとそれぞれの芸能のきまりある扇子を携えることとなります。京都では13歳の佳日に十三参りを行いこの時、子供から早くも大人の姿となり、扇子も大人用となります。

男子は15歳になると元服をし妻紅末広を持ち、この歳以降は大人としてそれぞれ好みの扇子、あるいは家によっては決まりある扇子を持ちます。

やがて婚約があり、取りかわせの扇子を男女たがいに交換をし、結納にも扇子一対を必ず贈ります。婚礼時には、男は細骨、女は黒骨金銀の扇子を持ちます。

人生の節目にはお祝いを行い、披露の扇子を知人に配る。人々の凶事には鈍色扇子を携え、その時限りで捨て去ります。これは再び凶事が起こらないようにである。このように以前から人々のくらしと深く関わってきた扇子は使うだけでなく意味をいわれを知ると面白く縁起の良いモノである。

賀の祝と扇子

古くより還暦(60歳)古稀(70歳)喜寿(77歳)傘寿(80歳)米寿(88歳)卒寿(90歳)白寿(99歳)など長寿のお祝いの内祝いとして扇子を配ります。例えば「喜」の字を書いた扇子を頂くことはその長寿にあやかるものとして非常に喜ばれます。

結婚と扇子

結婚をお祝いする列席の誰もが祝意を表す扇子を持ちます。特に新婦の持つ扇子は本金銀地紙のもので多幸を願い、その身を災厄から護る魔除けの道具とされています。

 

決して安くはない京扇子ですが昔から縁起物として身近なモノであり愛されてきたモノ。伝統を感じずにはいられません。変わらぬ技法に卓越した職人技から出来る扇子は本物であり、素材からいまだに国内で作られているのだからこの価格に納得です。

誰もが経験する賀寿のお祝いに本物の扇子を贈られるのも喜ばれるのではないでしょうか?

以上、和雑貨専門店 四季彩堂 池本靖史(いけぽん)でした(^^)/

こだわりある逸品の贈り物は扇子がオススメです!賀寿のお祝いにオススメです!!

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