門松の意味と飾り始め・終わり。
今年も残すところあと2日となりました。
大掃除のピークを迎えている方、年末年始のお休みでゆっくりされている方など様々かと思います。
お正月の風物詩と言えば「門松」。
今では住宅事情もあり、門松を見る機会もかなり減ってしまっているように思います。
「門松」とは本来どういった意味があり、いつ飾るのが正しいのでしょうか?
・門松を飾る意味
そもそも「門松」とは家の門の前に飾られる、一対となった竹や松の飾りものです。
門松は神様が宿る場所と考えられており、歳神を家に招き入れるための依り代とされ、神様が降りてきたときの目印とも言われています。
縁起の良い「松竹梅」を使用し、とてもおめでたいものの象徴とされています。
松は一年中葉を落とすことのない針葉樹として、「永遠の命」を象徴し神様が宿る神聖な植物とされています。
竹はまっすぐ、とても早く成長することから力強い生命力を表しています。
梅は寒中を耐えて一年で最初に咲く花ということで縁起が大変良いとされています。
・門松を飾る時期は?
門松はお正月に神様をお迎えする飾りですので、お正月前には必ず飾らないといけません。
日にちとしては12月28日までに飾る場合が多いです。
また29日は「苦松」・・・「苦待つ」と言われ大変縁起の悪い日にちとなっているため、この日に飾ることは避けた方が良いとされています。
門松を飾ってから取り外すまでの期間の事は「松の内」と言います。
一般的に取り外すのは1月7日とされていますが、地方の古い習慣によっては15日に取り外すというところもあるそうです。
縁起の良い一年をスタートさせるためにも、縁起の良いものを沢山並べて年を越したいものですね(*^。^*)
大変かわいく縁起の良い動物でもあり、来年の干支「未」もご一緒にいかがでしょうか?
以上、店長ひらたつでした!!
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