何故、印伝が甲州(山梨県)だったのか?
素朴な疑問を抱いたので印伝の山本さんに聞いてみました(^^♪
皆さんご存知の通り『印伝』の名前は印度伝来から由来しており東インド会社設立によって大量の鹿革が日本に入ってくるようになった歴史的背景がある。
単純な話、現在でこそ鹿革も漆も海外産になりましたが、当時、山梨県では印伝に使用される鹿がたくさん穫れたのとご存じ山に囲まれた地域から県内のあちらこちらで漆がとれたことが重なり鹿革に漆加工が出来たのは山梨県のみであった。漆は税金の代わりになるほど当時から貴重で献上物となるくらいであった。鹿革が使用されたのは加工がしやすく漆が浸透しやすく通気性が良かったのはもちろんですが鎧に使われるほどに強さ・丈夫さがあった為。その技術は衰えることなく受け継がれて様々なモノづくりへと発展し、国の伝統工芸品(昭和62年4月認定)として認められました。
伝統を取り入れながら現代にマッチしたモダンな柄や色合いは衰えることなく人気を集めている理由です。
※富士山が世界記念になり話題の富士山柄。山梨県と言えば武田信玄!よって武田の紋合わせたカッコいい柄。
わらいやでも面白い柄をたくさんご紹介していきますのでお楽しみに(*^^)v
以上、和雑貨わらいや いけぽんでした!
最近のコメント