登り窯ならではの味わいが面白い小代焼・ふもと窯さんのうつわ!
熊本県の伝統工芸品の一つ小代焼。
福岡県との県境に近い荒尾市にある焼物の産地である。
陶器好きでなければ知らない人も多い小代焼は歴史的には古く平安時代からだとも言われています。『小代焼』と呼ばれるようになったのは江戸時代の後期からです。
私自身も和雑貨業界に20年もいながら初めての熊本県でありもちろん初めての小代焼に触れ合いました。
どの焼物の産地でも同じなんですが自然に囲まれた景色に癒されます。
※小代焼には12軒の窯元があるのですがその中の1軒『ふもと窯』さんを訪問させて頂く機会に恵まれました。
ふもと窯さんは父・泰秋さんと息子・尚之さんのお二人による窯。昔からの技法・行程を守り続け現在でも登り窯を使用しておられます。登り窯でないと面白い味が出ないと泰秋さんはおっしゃいます。
自然の釉薬と薪の炎によって変化する色合いは熟練の技術があっても読めない。よって、窯から出てこないとどのような表情になっているのか分からないのが薪窯の醍醐味であり面白みである。
お伺いした時はタイミングよく窯焚きの日であり拝見させて頂くことが出来ました。想像以上の迫力があり近づかなくても熱気が伝わります。もちろん近づけば熱く夏場だと大変だと想像させてくれます。
※薪窯ならではの迫力ある煙。都市部ではできない作業です。
※6袋ある登り窯は美しく絵になります。
※尚之さんがリズムよく薪を放り込まれるのをまるでショーを見るかのように楽しませて頂きました!
※泰秋さんにお話を伺うこともできました。少し緊張してしまった私でございました(^.^)
ふもと窯さんの作品が届きました!ふもと窯さんありがとうございました!
以上、和雑貨専門店 四季彩堂 池本靖史(いけぽん)でした(^^)/
ふもと窯さんの味わい深い作品です!登り窯ならではの面白みある作品です。一点一点違った表情をお楽しみ下さい!
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