陶器の汚れを染みにくくする4つのポイント。
ソチ五輪が開幕し、日本人選手の活躍が所々で見られるようになってきました!
やはり1つでも多くのメダルが取れるよう、私もテレビの前で応援したいと思います(*^^)v
さて、本日は陶器のご説明。
陶器は磁器などに比べ、吸水性が高いため汚れを吸収しやすく、稀に水が漏れてしまったり、カビやシミの原因になるような場合があります。
1.新しいうつわを購入したら。。。
初めてお使いになる前に「目止め」を行うことをお勧めします!
「目止め」とは一般的には、米のとぎ汁で煮沸する作業のことを言います。
米のでんぷん質が表面の目を埋めることで汚れを染みにくくする効果があります。
2.目止めの手順。
陶器の目止めは次のような手順で行ってください!
①お米のとぎ汁を鍋に入れて、よくかき混ぜます。
②陶器をとぎ汁の入った鍋に入れてから、弱火で10分~20分程煮沸します。
(陶器同士がぶつからない様に布をはさむなどして行ってください。)
③火を止めて、とぎ汁が人肌くらいの温度になったら取り出し、冷ましたのち表面のぬめりを取るように洗ってください。
④しっかりと乾燥させてから棚などに収納してください。
⑤1回で目が埋まらない場合は、上記①~④を繰り返し行ってください。
3.うつわの使用前・使用後
~使用前~
汚れの侵入を軽減させるため、きれいな水に浸し水分を吸わせます。
5~10分浸すだけでも汚れの侵入を軽減させます。
~使用後~
すぐに洗剤等で洗い、乾いた布で拭いた後よく乾燥させてから収納してください。
上記の通り、陶器は吸水性が高いため不十分な乾燥はカビや臭いの原因となってしまいます。
4.もしも汚れや臭いがついてしまったら?
上記のように正しく使用していても、汚れなどが染み込むのを完全に防ぐことはできません。
使えば使う程、味が出てくるのが陶器の特徴ですので、風合いを楽しんでいただけたらと思います♪
ちなみに汚れは多少でしたら台所用漂白剤で取ることができます。
においは、水1リットルに対して重曹を大さじ4杯、酢を大さじ1杯を溶かした水に入れておくと、においが多少薄まります。
少し手間かとは思いますが、お気に入りのうつわなどは出来るだけ長く、綺麗に使いたいものですよね(*^。^*)
以上、店長ひらたつでした!
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