和の伝統織物と北欧のインテリアのコラボ。
北欧のインテリアとして有名な「ファブリックパネル」。
木枠に布(ファブリック)を貼りつけたインテリアの総称で、ファブリックボードなどとも呼ばれ気軽に飾れるインテリアとして最近人気が出てきております。
今日はその「木枠」や「布(ファブリック)」にこだわりを持って作られたファブリックパネルのご紹介です!
○すべてを国産で。
すべてを国産のもので作るということが前提で作られたファブリックパネル。
木材・生地ともに山梨県のものを使用して作られています。
特に生地に関しては「郡内織物」という江戸時代から続く、伝統的な絹織物を使用しています。
○郡内織物の特徴
郡内織物の特徴は「先染め」「細い糸」「高密度」「多品種多柄」の4つが挙げられます。
たくさんの細い糸を高密度で束ねて織っていくため、高品質で丈夫な生地ができあがります。
デザイナーさんがデザインするほどの柄の豊富さも郡内織物の特徴とも言えます。
また郡内織物=甲斐絹(かいき)とも言われ、一説によると紀元前からの歴史があるとも言われています。
○郡内織物の歴史
火山灰土壌が多い郡内地方は、農業以外での産業での営みがされてきました。
そこで甲斐絹(かいき)を用いて作られる郡内織物を使った産業と文化が育まれてきました。
高級な絹織物として認識され、明治時代以降の国の近代化の影響で郡内織物の産業は飛躍的に発展をしていきました。
しかし、他の織物産地同様、第二次世界大戦や貿易摩擦による海外からの圧力、中国産の安価な商品の流入などにより郡内織物の産業は大変厳しい状況に追い込まれてしまいます。
現在では地元の組合や行政なども協力し、ブランディング化を進めるとともに、各地に広めていく活動を行っております。
○ところで「ファブリックパネル」ってどう使うの??
基本的にファブリックパネルは壁掛けとして使います。
画鋲などに引っかけるだけで簡単に飾ることが出来ます。また机の上や玄関に立てかけておくだけでもオシャレに飾ることができます。
異なる大きさのパネルを組み合わせることにより、また違った雰囲気で飾ることができる所も面白いポイントです♪
また山梨県産の木材を使用しているため、香りも大変良いです!
自由な発想で「ファブリックパネル」のインテリアをお楽しみいただけたらと思います(*^^)v
以上、店長ひらたつでした!!
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