焼物の産地を巡る旅。~笠間~
今年も残すところ1週間を切り、カウントダウンに入りましたね!クリスマスも終わり、一気に年末に向けての整理の期間という感じではないでしょうか?
さて、先日ですが茨城県の笠間と栃木県の益子へ陶器の作家さんを巡る旅に行って参りました。
2県ともに初めて伺う県でして、朝はかなり寒かったものの行き道からテンションがあがってしまいました!
まずは茨城県の笠間に到着、まわりを見渡すととても気持ちの良い風景。
作家さんから貴重なお話をたくさん聞くこともできて、とても有意義な時間でした。
今日はそんな「笠間」について、いろいろとご紹介していきたいと思います!
・茨城県の丁度真ん中
茨城県の真ん中あたりに位置する笠間市。
日本三大稲荷の一つである「笠間稲荷神社」がある場所としても有名です。
笠間稲荷は五穀豊穣や商売繁盛の神として古くから崇められ、全国から350万人の参拝客が訪れます。
また初詣の参拝者数では茨城県で1番を誇り、正月三が日で80万人が訪れるとされています。
笠間稲荷神社の門前町として、また「笠間城」の城下町としても栄えた場所でもあります。
・焼物の産地としての笠間
現在、多くの陶芸家がこの笠間で作陶活動をされています。
笠間焼の歴史は江戸時代から続くもので、一旦は生活様式の変化や需要の減少などから焼物産地としての危機もありましたが、近年では大変人気のある焼物の産地の一つになっています。
日本全国から焼物を作りたいという気持ちの人が集まり、笠間焼が形成されています。
「特徴がないのが特徴」と言われている笠間焼ですが、作る作家さんによって作風が本当に様々です。
「工芸の丘」や「きらら館」といった施設には様々な作家さんの作品が展示・販売れされているのも特徴です。
・笠間の一大イベント「陶炎祭(ひまつり)」
毎年GWの期間に笠間芸術の森公園で行われる陶芸の一大イベントが「陶炎祭(ひまつり)」です。
200軒を超える陶芸家や窯元が集まり、個性豊かな店づくりと作品でお客様を迎えます。
陶芸家が自ら飲食店を催したり、各種イベントがあったりと内容も盛りだくさんです!
この「陶炎祭(ひまつり)」に向けて作品を作る陶芸家も少なくありません。
作家さんにこの辺りのお話を伺うと、とにかくどこも「人」だらけというくらい、お客様で溢れかえるそうです。
「駐車場がもっとあればなぁ・・・」とぼやいている作家さんもいらっしゃいました(@_@;)
陶器の産地ではありますが、陶芸に興味がない方でも楽しい場所かと思います。
ぜひ一度笠間へ訪れて、色々と見て頂きたいと切に願います!
和雑貨専門店・四季彩堂でもどんどんと笠間焼をご紹介してきますので、乞うご期待ください!
以上、店長ひらたつでした!!
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