桜のうつわ・気になる2つの産地。
以前、いけぽんから京焼のご紹介がございましたが、本日はもう2つの産地「有田焼」と「九谷焼」の特徴を簡単にご紹介させて頂きます♪
~佐賀県有田町 有田焼(ありたやき)~
有田焼は佐賀県有田町を中心とした地域で作られている陶器の総称です。
透き通るような白地と繊細で華やかな絵付けが特徴です。
また有田焼は磁器でも有名です。(陶器と磁器の違いについてはまたご紹介したいと思います^^)
使いやすさと、耐久性で食器用として広く使われるようになりました。
また有田は内陸で港がなく、伊万里の港を介して各産地へ運ばれたために、それが伊万里焼となったという話もあります。
現在では有田で作られたものは「有田焼」、伊万里で作られたものは「伊万里焼」と呼ぶ分け方が一般的です。
~石川県南部 九谷焼(くたにやき)~
石川県の金沢市や小松市、加賀市、能美市などで作られている陶磁器の総称です。
五彩(赤・青・黄・緑・紺青)を基調とした絵具で、厚く盛り上げて塗る技法が用いられています。
大胆な絵付けで力強い印象を与えます。
九谷焼は1655年に石川県山中市九谷の地で良質な陶土が発見されたのを機に、大聖寺藩主・前田利治が藩士・後藤才次郎に命じて、焼成させたのが始まりと言われております。
時代の流れと共に変化し、古九谷、木米、吉田屋などの代表画風があります。
簡単なご紹介ではございますが、陶器にはまだまだ有名な産地がございますので、またご紹介させて頂きます!!
以上、店長ひらたつでした!!
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