雛のつるし飾りの歴史。
2014年に突入し、冬の寒さも本格的になってまいりました(@_@)
そして3月には桃の節句「お雛様」がございます!
段飾りのお雛様を飾られる家もだいぶ少なくなってしまったのではないでしょうか・・・。
いけぽんからわらいやの「つるし飾り」のご紹介させて頂いたかと思いますが、本日は「つるし飾り」の歴史についてご紹介したいと思います!
~その1 雛のつるし飾りの風習~
江戸時代後期よりそれぞれの地方に伝わる風習と言われ、歴史的には100年以上にもなります。
当時は雛の段飾りはとても高価なもので、手に入りにくいものでした。
そこでお母さん・おばあちゃん・親戚から近所の人達が、端切れを用いて人形を作り持ち寄りました。
そうして集まった人形を吊るしたものが、起源と言われています。
子や孫の健やかな成長をみんなで願う優しい気持ちから生まれた習慣です。
~その2 つるし飾りの産地~
歴史的な由来・背景や文献等の残るゆかりのある地として次の3か所を「全国三大吊るし飾り」と呼んでいます。
各地での「つるし飾り」の呼び名は以下の通りです。
・静岡県稲取地区・・・「雛のつるし飾り」
・福岡県柳川・・・「さげもん」
・山形県酒田市・・・「傘福」
どの地域も江戸時代後期が起源ではないかと言われております。
~その3 つるし飾りのそれぞれの人形の意味~
つるし飾りに飾られているそれぞれの「人形」には意味があります!
例えば「犬」には、お産が軽いことから安産・子宝・健康などの意味が、紅白梅などの「花」には可愛く育つようになどの意味合いがあります。
さてさて、つるし飾りについてご説明をさせて頂きましたが、いかがでしたしょうか?
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください♪
以上、店長ひらたつでした!!
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