ものづくりの祭典・工人(こうじん)祭り。
先日、福島県の三島町で行われた「工人(こうじん)祭り」というものに参加して参りました。
福島県にある三島町では自然素材を用いてものづくりをされる作り手さんの事を総称して「工人(こうじん)」と呼びます。
陶器や木工品、編み細工からアクセサリーまで200近い出店者が集まり、毎年大勢のお客様でにぎわう祭りです。
「作り手から使う手へ」をコンセプトに、作り手と使い手が直接会ってものづくりの話をする場でもあります。
昭和61年から始まり、今年で30回を迎えた工人祭り。
私、店長ひらたつは伝統工芸でもある編み細工の「山ぶどう」の籠バッグを目当てに初めて参加させて頂きました。
「山ぶどう」は普段人が入らないような山奥に自生する蔓のことを言います。
6月のこの時期しか取ることができず、熊やスズメバチと言った危険な生物と遭遇するまさに命がけの採取なのです。
工人祭りの現地には朝早く到着したものの、すでにお客さんがたくさん(@_@;)
それぞれのお客様が出店している様々な品物を見ながら楽しんでおりました。
中でも一番人気はやはり「山ぶどう」の籠バッグ。
籠バッグを扱うテントのお客様の多さは特に目立っておりました。
山ぶどうの籠バッグを制作する作家さんの多くは、この「工人祭り」に出品するために一年間制作に費やします。
(籠バッグの制作意外にお仕事をされている方が多いです。)
わざわざ遠方から買いに来るお客様も多数いるとのこと。
作り手も使い手も本気で工人祭りに臨んでいるのを肌で感じました。
また近日中には工人祭りで手に入れた籠バッグをご紹介させて頂きます。
是非お楽しみに!
以上、店長ひらたつでした!!
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