沖縄県南城市にあるテーマパークおきなわワールドにあるガラス工房です。築100年以上経た古い民家を数棟移築し昔の沖縄の町並を再現した施設は首里城を彷彿させる美しい赤瓦が目にとまります。ここで伝統工芸のの実演と体験教室を開催している。
琉球ガラス王国工房では電気式溶解窯を使用しています。溶解窯とはガラスの原料を高温に熱して溶かすため従来は重油を使用していた時と比べて二酸化炭素の排出量を大幅に削減する事が可能となりました。現在5名の職人在籍。
琉球ガラス王国工房 工場長・上地広明さんにお話を伺いました。
―こちらの工房で作られるガラスの特徴を教えてください?
はい。琉球ガラスらしい青、緑、赤を中心に作っています。シンプルの中にもグラデーションが出せるのが当工房の特徴です。
特に赤は難しいので赤のグラデーションを出せるのは当工房だけじゃないかな?
―赤の価格が高いのはなぜですか?
ずばり原料の価格の違いなんです。赤は金が入っているので高いんですよ。 取扱いが難しいのも赤の特徴だね。
―工場長の経験を教えてください?
ガラスを作り始めて23年ですね。もともとは美容師をしていました。手が自分で言うのもなんですが器用でしたから(笑)何かモノづくりをしたかったんだ。
ここの工場長に就任してからは3年です。
―一番苦労した事はなんですか?
やはり夏の暑さが大変!39kgまで痩せたことかな。でもモノづくりが大好きだから続けられてるね。
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