使うほどに変化する山ぶどうのバッグはきっと家族の宝物になる
確かな技術から丁寧に編み込まれた作品は素直に美しい!
◆個性的な籠バッグを製作される小須田治祐さんの作品はどれも一つ一つ丁寧に作られており出来上がりはとても美しい。オーソドックスな網代編みや難しいとされている花編みと幅広い作風を生み出されています。山葡萄をはじめとした編み細工では、蔓を均一に綺麗に編み込むことがとても難しいとされています。素材自体、入手困難となってきており益々人気を集めている山葡萄の籠バッグは貴重な工芸品として存在し続けています。10年単位で使い続けることが出来、自分色に変化する山ぶどうの籠バッグはとても味わい深い。手作り故に修理ができるのもうれしいポイントである。
【手間がかかる山ぶどうのかごバッグ】
原材料としての山ぶどうは固く、幅が少し広いためそのままでは、このようなバッグを作ることができません。山ぶどうを水につけておき柔らかくして、水に濡れた状態で編んでいきます。それでもやはり固いためとても力と時間が掛かる作業が多いのが特徴です。
編み方によっても掛かる手間の量は変わり、2~3か月で3つか4つしか作れないほどの貴重なバッグです。
【「使う」よりも「育てる」】
山ぶどうの籠バッグは使う程に味が出て馴染んでいく、というのが特徴です。使っていくほどに艶が増し、色合いや風合いも変化していきます。
「使う」という感覚よりも、「育てる」という感覚で普段持ち歩いて頂くと、また変わった見方で楽しめるのではないでしょうか。
【ご使用上の注意】
自然の素材をそのまま使用しておりますので、始めのうちは洋服の擦れなどに注意してご使用ください。また性質上、節やはがれ、色のムラなどがある場合がございます。自然素材の特性でございますので、何卒ご了承の程よろしくお願い致します。
使い込めば使い込むほどはがれがなくなり、色が落ち着いてきますので、バッグの変化も合わせてお楽しみください。
【バッグの保管方法】
山ぶどうのかごバッグは、他の革のバッグ同様に湿気を嫌います。水滴などが付いた場合は、乾いた布等で水分を取り、乾燥をさせてから保管をしてください。またお使い頂かない時は部屋に飾るなどして、インテリアとしてご使用頂くこともオススメです。
サイズ |
(幅)380mm×(奥行)125mm×(高さ・持ち手の部分まで)320mm |
素材 |
山ぶどう |
産地 |
福島県 |
編み組細工 |